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大きな大きな空の下 ~ 遷延性意識障害の母とともに

遷延性意識障害の母とともに、仕事も介護もあきらめない!椿みかんの奮闘日誌

気切の中で痰が固まってしまう

遷延性意識障害の母は

入院時からずっと気管切開をしている

最近、痰が固くて

気切の中で痰が固まってしまう

 

最初の変化は年末くらいだったと思う

痰の量がめっきり少なくなった

吸引してもあまり取れないことが多く

夜間もほとんど吸引の必要がなくなった

 

とにかく今年の冬は雨が降らず

東京では

乾燥注意報が毎日出るほどだった

そのカラカラが原因かな、と思っていた

 

1月中旬あたりからは

日中の痰の量は通常に戻ってきたが

透明でサラサラの痰ではなく、

白く濁ってドロドロと粘着質のある痰が続いた

 

それから、

朝いちばんの吸引では緑色の痰が出るようになった

緑膿菌という菌に感染しているから緑色になるのだと

以前、ヘルパーさんに言われた

 

緑色の痰については

ドクターもそれほど心配することではないと言っていたので

今回もずっと様子を見ていた

 

でも、1か月も続き

その緑色の痰が気切の中で固まるようになって

なんだか一向に良くならないので

念のため、血液検査をしてもらった

 

その結果はCRPがそれほど高くなかったので

心配ない、とのことだった

 

病気としての心配はなくなったが、

痰がやわらかくなったわけではないので

とにかく、気切の中で固まらないように

吸引時はできるだけネブライザーをすることで

とりあえずしのぎ、

春を待つことにする

 

あまり心配だ、心配だ、と騒ぐと

薬が増えちゃうかもしれないので

それはそれで嫌だしね

やっぱり様子をみるとしよう

母が大切?自分が大切?

とにかく運動をしていない

体が重くて一層疲れがとれない

肩こりもひどく、起きている時間は

ずーーーーーと肩と首回りが鉄のようになっている

頭痛もたびたびあるが

薬を飲んでも治らない

 

なーんて、本当にひどい状態が続くことがあるので、

休日出勤もなく、たまにゆっくりできるときは

近所のホットヨガに行くようにしている

 

今のわたしは

私史上最高に肥えてしまっているので

おなかや背中のぜい肉が邪魔をして

どんなポーズをするにも

あちこち届かず、常にはぁはぁ息切れ状態だ

 

そんな肥えたわたしでも、

汗をびっしょりかいて

シャワーを浴びて、

外の風に吹かれて帰るときは

最高にしあわせを感じる

心からキレイになった気分になり爽快だ!

 

自分の中にストレスがたまっていたのでは

母の介護はできない

 

「母を大切に思うからこそ自分を大切にする」

介護をするうえで私が最も大切にしていることだ

 

私が倒れたら大切な母を診る人はいない

おしまいだ

だから倒れない、限界を迎えないために

自分を大切にする

胃瘻の周りの肉芽

遷延性意識障害の母は

退院と同時に胃瘻になった

 

これまでに特に問題はなかったが

最近、たまに胃瘻のチューブの周りに

赤く肉芽が出てくることがあり、

出血もある

 

以前ドクターからは

心配ない、と言われていたので

放っておいていたが

訪問入浴時にいらっしゃる看護師さんや、

週に一度お願いしている訪問看護の看護師さんに

「赤くなってますね」とたびたび心配されると

わたしも少し心配になって

あらためてドクターに伺った

 

答えは同じ

乾燥させた方が肉芽は育たないので

アズノールなどを塗布するのは勧めない

特にこのまま様子をみればよし

とのことだった

 

ついつい心配になるが

必要以上に心配せず

様子をみましょうね!

母の歩行リハビリ

母はリハビリ病院に入院しているときから

まったく自分では動けない肢体であったが

股からの装具を両足につけて

歩行練習をしていただいている

 

足を前に出すための振り子のような役割である

「プライムウォーク」というものを

股の間につけることで、

右足が出たら、その反動で左足が出るようになる

 

在宅介護になるときに

家でも同じように歩行練習をしてくれる

訪問リハビリの事業所を探した

 

ほとんどの、いや全員が

この状態で歩行練習をしているということに驚かれたが、

リハビリ病院からの丁寧なご指導のおかげで

快く引き受けてくれた事業所が2社あった

本当にありがたい

 

在宅介護がスタートして2年4か月

現在も毎日歩行練習をしている

 

天気のいい日は気分転換にベランダまで出る

今日はとても気持ちのいいお天気で

母も春が待ち遠しいといった顔つきだった

 

桜が咲いたらお花見に行こうと計画中だ

たのしみ

ありがたい訪問理美容

区のサービスで

「訪問理美容」というものがある

たしか障がい者向けのサービスだったかな?

 

77歳、遷延性意識障害の母は

高齢者でもあり

介護被保険者でもあり

障がい者でもある

 

どれがどのサービスに当たるのか

わからなくなってしまうが

とにかく、いろいろありがたいサービスも多い

 

家から歩いてすぐのところの美容院で

そのサービスを受けれることがわかり

在宅介護が始まったときから

数か月に1回お願いしている

 

嫌なことがあると歯ぎしりで伝える母

訪問歯科の先生のときは、歯ぎしりが多いが

この訪問理美容の時間は、

これまで一回も歯ぎしりをしたことがない

 

やはり女性なんだな

髪をいじってもらい

キレイになると

やはり気持ちがいいんだろうな

 

そう思うと

きっとエステもうれしいんじゃないかと思う

今度、訪問でエステをしていただける方を探してみよう

はじめてのシューマイ

今日の嚥下訓練の時間では、

はじめてシューマイを食べた

ふたつも

 

パクパク大きな口を開けて

むしゃむしゃ食べたとのこと

とってもうれしい

 

一度食べたことがあるものと

はじめて食べるものとは

食いつきが違うらしい

 

やっぱり、

食べることを楽しみにしていて

新しいものだと、

なんだろう?って頭で考えながら

おいしいなって感じてるんだろうな

しっかり脳が反応している証拠だ

 

食べることが大好きなこと

丈夫な歯があること

これは元気でいるためにとても大切なことだと実感した

 

母は77歳

食が細くなっても

入れ歯になっていても

不思議ではない年齢だが

寝たきり生活で

風邪一つひかずに元気でいられるのは

こういったことも要因のひとつなのだと思う

 

ということは、 

一般人も歯がいのち!(古っ)

ってことだ

私も大切にしよう

 

さあ、明後日の嚥下では何たべようか?

「栗どらやき」と「かりんとまん」を

買っておいた

舞台「幸福の職場」

先日、障がい者の就職をテーマにした実話、

「幸福の職場」という舞台がCSで放送されていた

昭和30年代に実際にあった話を題材しているとのこと

 

近年は、

障害を持つ方が働いていることに

特に違和感もなく、

当たり前の光景として受け取っているが、

今から約60年前、

知的障害を持つ人が働くなんてありえない、

働けるはずがない、と思われていたらしい

 

日本という国の

障がい者の方々に対する考え方や施策など

これまでの信じられないほどの残酷な歴史を知れば

それも納得だ

 

日本人であることが恥ずかしく

なんて最低な国民なんだと

悲しくなる瞬間だ

 

残酷な歴史もあるが、

こうして、常識を覆し

前例を打ち破った勇敢な人がいたから

今がある

それも歴史だ

 

誰かの後ろを歩くのはとても楽

でも、違うと思ったら

たとえ自分ひとりになろうとも

自分が正しいと思える道を歩く勇気を持ちたい

 

固定概念や常識にとらわれず、

正しいと判断し、正しい行いができる

そんな人間でいたい!

准サービス介助士、無事合格

母の在宅介護が始まって、もうすぐ2年半になる

せっかくここまで介護にどっぷりつかっているのだから

何か資格でも取ってみようかな、と余裕も出てきたころに

ユーキャンをしらべた

 

手始めにはいいかな、と、

3か月もあれば資格が取れる「准サービス介助士」

に申し込んだのが1年前

 

最初のうちはテキスト片手に勉強するのが新鮮で

夢中になっていたが、

仕事が忙しくなると、それどころじゃなくなり、

テキストを開かないまま、あっという間に数か月が経ち、

そのまま放置状態でとうとう受講期限も切れてしまった

 

ユーキャンの仕組みで、追加料金を払うと

一度だけ期限が伸びる

こんな私にはうれしいサービスだ

その救済処置もあって、最後の2週間で勉強をしなおして、

一気に試験を受けて無事合格できた!

この1年はなんだったのか。。。私らしい

 

資格は取得して終わりではなく、

取得してからが始まりだ

 

介助が必要そうな場面に遭遇したら

積極的に自分から声をかけてみよう

私でできることがきっとあるはず